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貸し出し遊戯
第26章 ラグジュアリーブランドの魅力
悠介は正直なところ、蘭をこのまま返してしまうのは惜しいような気がした。
蘭はそんな悠介の心を見透かすように、口をつぐみ、とぼけた顔で笑って見せた。
『悠さんマッサージしたげる。ふふ・・ねぇ、ん~ティッシュとって・・ふふふ』
『手ですくって飲んで、蘭ちゃん。ハハハ』
『もお~ふふふ。飲んで欲しい?ふふふ・・また今度ね。悠さん指名しようかしら。ふふふ』
悠介は蘭のおもちゃのような明るい笑顔につられて自然と笑った。
精気を取り戻し、起き上がろうとする蘭の腕を掴み、悠介はベッドに押し戻し、後ろからきつく抱き締めた。
蘭は抵抗する様子も見せず、されるがままになっていた。