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貸し出し遊戯
第4章 赤いベール
部屋に入ると、悠介は彼女を抱き寄せ、蘭の口へと唇寄せた。
熱いその舌の侵入に蘭はされるがままに、顎をあげ餌を受ける雛のように従った。
悠介は、首筋から肩へと唇を這わせて行った。
大きな鏡の前に蘭を立たせ、背後から肩紐をおろし、ゆっくりとロングドレスを剥がした。
下に何もつけずに行くようにと、夫に指示されていた蘭は、
剥かれた恥ずかしさで僅かにうつむき頬を赤く染めはしたものの、
その躯の疼きにもう冒されており、うっとりとした美しい表情を見せた。