この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
貸し出し遊戯
第19章 灼熱のタイミング
蘭が自慰に耽る中、悠介は彼女の喉元から口へと這うように指をやった。
白い陶器を上る蛇が躯を滑らすように。
喉の奥で愛撫を繰り返す蘭の腹は、何度も強い収縮を繰り返し、
その膣の肉壁は、蛇が獲物を丸飲みしてゆく時のようにのたうった。
悠介はその指で、蘭の耳を弄り、うなじから耳へと唇を這わせ熱い吐息を吹き込んだ。
『好きだ・・・』
蘭はその声を、地を這う風の音のように聞いた。
蘭の躯を駆け抜け、通り過ぎてゆく。
熱く優しい耳の感触に身を委ねながら、蘭は灼熱の砂上の熱風に灼かれるような気がした。
それから悠介は、蘭の両手首を取り、シフトレバーを前方に押し出すようにして、
蘭を膝と頬で固定させ、臀だけ高く突き上げた形にした。
腕を押しながら悠介は腰を動かした。
眼下に見下す、細いくびれからの白い臀が前後に揺れる。
その被虐の態位と快感に堪らず声をあげ、自分のモノを下半身を打ち振るわせるように待つ女。
悠介は楽しくその情景を見下ろした。