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英理を調教 完全版
第5章 海で複数の男に中出しレイプ
「達也君…?」

 背後に小さな声が聞こえ、振り返ると志穂さんが立っていた。

 英理はシャワー室のいちばん奥、壁でいくつかに区切られたシャワースペースのいちばん奥で三人の男に犯されている。
 シャワー室の入り口のスペースの中には俺と志穂さん。

 男達は夢中で英理を責め俺がずっといることにも、そこに志穂さんがやって来たのも気付いていない。

 志穂さんはシャワー室の奥から響く英理の、押し殺したかすかな喘ぎ声を聞き、すぐに事態を察したようだ。
 そして志穂さんは多分、英理が犯されることを俺が望んでいることに気が付いている。
 俺が英理を辱め陥れたいと思っていることにも、きっと。

 志穂さんは奥の気配をうかがう。

「あふ、ん…くっ…はぁ、んっ!」

 徐々に大きくなる英理の喘ぎ声。官能的な濃い匂いが奥から伝わってくる。
 助けるにはもう手遅れと思ったか、英理の命の危険はないと思ったか、志穂さんは俺をシャワースペースの壁に押し付けると音を立てないように静かにカーテンを閉めた。

 ぴったりと体を寄せたまま、俺の水着を脱がせた。
 湿りを含んだ舌が俺の頬を舐める。その時になって俺は初めて俺自身も涙を流していることに気が付いた。

 何の涙だろう?

 恋人の英理がレイプされているから? 俺よりも先に輪姦をされてしまったから?

 俺には涙の意味が分からない。多分、いろんな感情が混ざりすぎて涙を流すしかなく泣てしまったのだと思う。
 実際に俺の体、特に膝はがくがくと震えている。

 志穂さんは触れればすぐにも射精してしまいそうなほど熱く脈打つ俺のものをそっと握り、口に含んだ。

 奥から聞こえる英理の喘ぎ声。英理はもう泣き声はあげずただただ喘いでいる。
 今日も英理は快感に呑みこまれ流された。そうなるように仕込んだのは俺だ。

 志穂さんに連れられシャワースペースに入り、目隠しのカーテンを閉めてしまったのでもう英理の姿を見ることは出来なくなったが、その喘ぎ声が想像を膨らませ、よりいっそう俺を興奮させる。
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