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第18章 カトレーヌとの再会

ニーナの任務を失敗させることが目的のカトレーヌには、もうひとつ作戦がありました。

「あそこの背の高い人、ニーナのお供なの？」
カトレーヌはラッカを指差し、ニーナに尋ねます。

「うん、用心棒だよ」
ニーナはカトレーヌに答えます。

「じゃあ、あの用心棒さんが疲れたら、これを飲ませてあげて。　すごくよく良く効く体力回復剤だから」
そう言ってカトレーヌはニーナに小さな薬瓶を渡します。

本当はそこには、カトレーヌが巫女の魔力を使って作った、強力な男性用の発情剤が入っています。

ラッカが発情してニーナを犯せば、ニーナは処女を失い、任務が失敗になります。

この薬をニーナに渡すために、モグーガ山脈の入り口となるこの村で、カトレーヌはニーナを待っていたです。