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第3章 お漏らし

ニーナの下半身は、温かい湿り気で包まれます。

礼拝中にお漏らししちゃった･･･ニーナの頭の中は真っ白です。

１２才にもなってお漏らしなんて、想像を絶する恥ずかしさです。

オシッコは床を広がります。

周りの人にバレちゃう！！
どうしよう！！

ニーナは完全にパニック状態です。


その時です。
「ニーナちゃん、覚悟しろっ！」

ニーナの後ろに座っていたセバスチャンが立ち上がり、大型の水鉄砲の水を、大量にニーナの腰に向かって発射しました。

「何をしてるんだ！　お前は！！」
神父は講壇からセバスチャンを怒鳴りつけます。


なぜ礼拝中に水鉄砲を発射し、前の席に座るニーナに掛けたのか、セバスチャンは神父から問い詰められても、絶対に白状しませんでした。

結局この事件で、ニーナのお漏らしは誰にも（セバスチャンとカトレーヌ以外には）バレませんでしたが、セバスチャンはハエ叩きで尻打ち２０回の刑に処せられてしまいました。