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愛しのイケメン☆LIFE
第9章 ☆X'mas…海音&渚☆
こんな時間でしかも今日はパーティーやってたんやから、多分皆、相当酔ってるはずや。
俺だけシラフでさらに、サンタって…。
しかも俺が酔わないとテンション低い事知ってるくせに、希ちゃんヒドイよな…。
居酒屋の前にテンション低いサンタが一人立っている姿は、何とも珍妙で…。
俺はどうにか、テンションを上げて店のドアを開いた。
「メリークリスマス!!」
勢い良くドアを開けた俺を中にいたお客さんが、一斉に見た。
しかも皆、キョトンとしている。
ヤバイ…完全に俺痛い人になっちゃってる…。
恥ずかし過ぎて、もうこの場から逃げ去りたいくらいだ…。
そんな俺サンタに、渚が嬉しそうに近付いてきた。
おっ!
やっぱ俺だってわかるよな?
久しぶりの渚にサンタである事なんて、どうでもよくなり、渚を抱き締めようとしたんやけど。
酔った渚は…。