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想うより、想われる方が良い?
第11章 裏切り。
会ったら・・

アマンダと同じように、
傷つけて・・

あの目で・・私を・・

そんなの・・嫌。

私・・私は・・
どうすれば・・

「―――紗……、
はぁ、
Ne pleure pas, Violette……」

私の名はViolet(ヴァイオレット)

"スミレ"を
Violette(ヴィオレット)と
フランス語読みで呼ぶのは

あの人だけ。

「ダメ!!こんなの!
こんなの嘘、ね、嘘って言って!!」

暴れても暴れても、
がっちり押さえられていて逃げられない。

足をバタバタさせて必死で抵抗していると、
ドア越しに綾先生の怒声が聞こえた。

マイクは何かを言って追い払い、
叫びまくる私の唇を強引に塞ぐ。

苦しくて顔をそむけると、

「逃がしませんヴィオレット!
私は覚悟したんです、
貴女をどれだけ苦しめても、
二度と独りにはしない!
嘘ではないんです!
貴女の気持ちも、私の気持ちも!」

荒っぽいキスはどんどん荒さを増し、
叩きこまれるガチムチも
どんどん力を増す。
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