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想うより、想われる方が良い?
第16章 素敵な輝昭様。
【――少々お待ちください】
電話から保留の音楽が流れ、
突然思考が正常化する。
何をやっているんだ俺は?
本気でおかしいだろう、
"声を聞きたかった"なんて言い訳は
携帯にしかできない。
これは固定電話だ、
しかも行く予定など
一切聞いていないホテルのだぞ。
フロントには、
とにかく急用だと、、
無茶なゴリ押しで通したが、
美紗が電話に出たら・・
俺は何を話す?
ああッくっそ!
誰か嘘だと言ってくれ。
一日顔を見ない、
一日声を聞かない、
そんな状態が想像できないほど
俺は美紗に溺れてるんだ。
美紗、お前はそうじゃなかったのか?
電話から保留の音楽が流れ、
突然思考が正常化する。
何をやっているんだ俺は?
本気でおかしいだろう、
"声を聞きたかった"なんて言い訳は
携帯にしかできない。
これは固定電話だ、
しかも行く予定など
一切聞いていないホテルのだぞ。
フロントには、
とにかく急用だと、、
無茶なゴリ押しで通したが、
美紗が電話に出たら・・
俺は何を話す?
ああッくっそ!
誰か嘘だと言ってくれ。
一日顔を見ない、
一日声を聞かない、
そんな状態が想像できないほど
俺は美紗に溺れてるんだ。
美紗、お前はそうじゃなかったのか?