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第17章 巡り合い。

ぅう、それに、もぉぉ･･

ｸﾙｯｻﾗｯな髪をガッシリ掴んでぇ。
･･絶対痛い｡｡

スッキリ目覚められた爽快感は一気に消え、
いたたまれない？申し訳ない？
とにかく心の中でごめんなさいを言って
そっと髪を解放する。

「…はぁ」

「ん？」
「ﾋｯ」

溜息をつくと、
あの人はパチリと目を開けた。

「起こしちゃっwhaｯ！」

またがってる、
私･･
お腹にまたがって、
突っ伏して、
ラッコさん状態！

速攻撤退しようとすると、
掻き抱かれて背中をトントンとあやされる。

【もう起きるんですか？
ゆっくりしていても構わないんですよ？】