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止められなかった…
第22章 穏やかな時間…

『♪~』
“ん~……”
何時もと同じ時間の目覚ましの音で目を覚ます。
鳴り響く携帯を手探りで探し、寝返りをうった瞬間、降り下げた手の感触に目を見開く。
そこには、顔面に私の手が当たったまま、薄目を開けて睨みつける峻くんが居た…
“うわっ!!!”
反射的に起き上がる私。
“ね~…痛いんだけど…”
寝起きだからか、少し掠れた声で呟きながら峻くんも起き上がった。
“ごっ…ごめん…”
“う~…鼻血でそう”
“…ごめんなさい…”
“ん…大丈夫大丈夫”
ちょっとした沈黙の中、時計を目にした私は焦り出す。
“あっ!…準備しないと時間…”
“うっそ!!オレ朝一でミーティング…”
時間を確認した峻くんは、あっという間に着替えて会社へ向かおうと玄関へ走る。
“ん~……”
何時もと同じ時間の目覚ましの音で目を覚ます。
鳴り響く携帯を手探りで探し、寝返りをうった瞬間、降り下げた手の感触に目を見開く。
そこには、顔面に私の手が当たったまま、薄目を開けて睨みつける峻くんが居た…
“うわっ!!!”
反射的に起き上がる私。
“ね~…痛いんだけど…”
寝起きだからか、少し掠れた声で呟きながら峻くんも起き上がった。
“ごっ…ごめん…”
“う~…鼻血でそう”
“…ごめんなさい…”
“ん…大丈夫大丈夫”
ちょっとした沈黙の中、時計を目にした私は焦り出す。
“あっ!…準備しないと時間…”
“うっそ!!オレ朝一でミーティング…”
時間を確認した峻くんは、あっという間に着替えて会社へ向かおうと玄関へ走る。

