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止められなかった…
第24章 それぞれの感情…

次に車が停まった場所…
薄々気付いていた。
…ホテル…
車内の張り詰めた空気と、自分が取るべき行動が全く分からない不安感で、心拍が上がる…
“降りろよ…”
“やだ…帰りたい…”
“…峻と同じ事言えば着いてくんのか?”
“…行かない…”
“今この中一緒に入って、ヤることヤったら終わりにするって言ったらくんのかよ!?”
“…っ…”
“お前さ…男の口からそんなん言われて真に受けるバカが何処にいんだよ!!”
“…………”
“とにかく降りろ…”
私は…
涙をグッと噛みしめていた…
私に手を下したヒトだけど…
孝さんが言ってる事は紛れもない事実だ…
そして、今、私が取る行動が正解なのかは判らないまま、車から降りホテルへ入った…
薄々気付いていた。
…ホテル…
車内の張り詰めた空気と、自分が取るべき行動が全く分からない不安感で、心拍が上がる…
“降りろよ…”
“やだ…帰りたい…”
“…峻と同じ事言えば着いてくんのか?”
“…行かない…”
“今この中一緒に入って、ヤることヤったら終わりにするって言ったらくんのかよ!?”
“…っ…”
“お前さ…男の口からそんなん言われて真に受けるバカが何処にいんだよ!!”
“…………”
“とにかく降りろ…”
私は…
涙をグッと噛みしめていた…
私に手を下したヒトだけど…
孝さんが言ってる事は紛れもない事実だ…
そして、今、私が取る行動が正解なのかは判らないまま、車から降りホテルへ入った…

