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止められなかった…
第26章 双方の想い…

朝から私達の部署の空気はあからさまにおかしかった。
孝さんは露骨にぎこちない態度を取り、峻くんは相変わらず私に絡む…
デスクで打ち込みをしていたその時、後ろで怒鳴り声がした。
ビックリして振り返ると、峻くんの胸ぐらを掴んでいる孝さんの姿が目に入る。
峻くんは黙って孝さんを見据え、孝さんは小声で何かを話しているようだった…
周りの目もあるし、止めに入ろうかどうしようか悩んでいた私を余所に、事務所からタイミングよく戻ってきた雪さんが間に入る。
“ちょっと!!何やってんの!?何か問題あった!?”
“ん~。ちょっとね(笑)”
口を開いたのは峻くんだった。
孝さんは掴みかかっていた腕を乱暴に離し、その場を離れて行った…
孝さんは露骨にぎこちない態度を取り、峻くんは相変わらず私に絡む…
デスクで打ち込みをしていたその時、後ろで怒鳴り声がした。
ビックリして振り返ると、峻くんの胸ぐらを掴んでいる孝さんの姿が目に入る。
峻くんは黙って孝さんを見据え、孝さんは小声で何かを話しているようだった…
周りの目もあるし、止めに入ろうかどうしようか悩んでいた私を余所に、事務所からタイミングよく戻ってきた雪さんが間に入る。
“ちょっと!!何やってんの!?何か問題あった!?”
“ん~。ちょっとね(笑)”
口を開いたのは峻くんだった。
孝さんは掴みかかっていた腕を乱暴に離し、その場を離れて行った…

