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止められなかった…
第28章 通い合う心…
“俺、前に言ったよね?『俺のモノになって』って…。言い方悪かった…。ゆなちゃん、俺の彼女になって?”
“…でも私…孝さんとも…”
『関係をもった女』…そう口から出そうになった。
そんな事は、当事者である峻くんも100も承知だろう…
“ふっかけたのは俺らだよ…。ゆなちゃんは何も悪くない。今回の事…誤っても謝りきれない。でも、俺は傍にいて一緒にやって行きたいって本気で思ってる…”
“峻くん…”
2人に手をかけられて、ワケが解らなくなった時、傍に居た人。
自分の気持ちを出せずに居た時も、峻くんの強引さに救われた…。
私より年下なのに、包み込む強さを持っている人…。
黙ってばかりいる私に、峻くんが答えを求める。
“ゆなちゃんの返事聞かせて?”
抱きしめる峻くんの胸元から聞こえる鼓動が高鳴っているのが分かった…
“…でも私…孝さんとも…”
『関係をもった女』…そう口から出そうになった。
そんな事は、当事者である峻くんも100も承知だろう…
“ふっかけたのは俺らだよ…。ゆなちゃんは何も悪くない。今回の事…誤っても謝りきれない。でも、俺は傍にいて一緒にやって行きたいって本気で思ってる…”
“峻くん…”
2人に手をかけられて、ワケが解らなくなった時、傍に居た人。
自分の気持ちを出せずに居た時も、峻くんの強引さに救われた…。
私より年下なのに、包み込む強さを持っている人…。
黙ってばかりいる私に、峻くんが答えを求める。
“ゆなちゃんの返事聞かせて?”
抱きしめる峻くんの胸元から聞こえる鼓動が高鳴っているのが分かった…