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止められなかった…
第12章 鋭い視線…
“ん~!!…んんっ!!”


私は開いてる方の手で精一杯峻くんの胸を押し、突き放そうともがく。


もがけばもがく程、峻くんは力を込めて強く口づけてくる。


私は唇をギュッと結んで抵抗する。


不意に峻くんの力が弱まり、私は後ろへ急いで引き下がった。


“はぁっ…はぁっ…”


呼吸を取り乱す私に


“早く行きなよ。雪さん待ってんじゃない?”


皆の前では見せた事のないような目つきで言い放つ…


私は急いで部屋を出て、雪さんの待つ休憩室へと走った………


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