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あなたが教えてくれたこと
第7章 7
「足つぼマッサージだ」
「やめっ……ああっ! 痛いっ!!」
傷付けず、痕も残さず、痛みを与える。彼が思いついた責め苦は思いの外激痛を走らせた。
逃げようにもラップで巻かれた身体では這いつくばることも出来ない。
「こんなに痛がるとは内臓が悪いのか、紫遠」
遼平はおかしそうに口許を歪めながら更に足裏を刺激してきた。
「うっ……」
いかなる時も取り乱さないと躾けられている紫遠は歯噛みをして激痛を堪える。
叩かれる痛みとは全く異質の、身体の内側に響く類いの痛さに汗が滲んだ。
「このぐらいで罰が終わると思ってないよな?」
「はいっ……覚悟してますっ……」
足つぼへの責めを解いた彼は指先をゆっくりと滑らせて脚を上ってくる。何をされるのか震えながらも期待が高まった。
ふくらはぎから膝の裏、更にその先へと指は侵攻してくる。
「やめっ……ああっ! 痛いっ!!」
傷付けず、痕も残さず、痛みを与える。彼が思いついた責め苦は思いの外激痛を走らせた。
逃げようにもラップで巻かれた身体では這いつくばることも出来ない。
「こんなに痛がるとは内臓が悪いのか、紫遠」
遼平はおかしそうに口許を歪めながら更に足裏を刺激してきた。
「うっ……」
いかなる時も取り乱さないと躾けられている紫遠は歯噛みをして激痛を堪える。
叩かれる痛みとは全く異質の、身体の内側に響く類いの痛さに汗が滲んだ。
「このぐらいで罰が終わると思ってないよな?」
「はいっ……覚悟してますっ……」
足つぼへの責めを解いた彼は指先をゆっくりと滑らせて脚を上ってくる。何をされるのか震えながらも期待が高まった。
ふくらはぎから膝の裏、更にその先へと指は侵攻してくる。