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女医の診察日誌
第10章 看護師長の涙
「前回の所で待っているから、運転中はエッチな事ばかり
考えないで、真面目に運転して来るのだよ」

「分かりました、ではその時に・・・」

 約束の時間に理恵が現れ、乗って来た派手な車は地下駐車場

に入れ、大きめのバッグを持って、勇次の後部座席に乗り込ん

できた。そして紙包みをバッグから取り出して、前の助手席に

置いた。

「先に、これ渡しておくわね」

「それは?、何をくれるの?」

「この前にお約束した、六束よ、これで足りるの?」

「えっ、それってお金なの?、」

「そうよ、本当にこれで足りるの?」

「有難う、こんな大金をもらっていいのかな、感謝するよ、
それで、理恵のお誕生日はいつなの?」

「私の時は、何も要らないって言ったじゃない」
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