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キスの後で…
第3章 の
「捨てる」
それは・・・
シーツを捨てるんですか?
それとも、別れた彼女への未練を捨てるんですか?
声にならない声で心がそう問いただす。
それでも、私が思いつく前に私を気遣ってくれた先輩の優しさに泣きそうになる。
「来いよ」
そう言われて伸ばされた手に
複雑な気持ちを全て捨ててすがりつく。
好き。
憧れだった先輩への思いは、リアルな物となっていて。
昨日からのたかだか24時間の私の気持ちの変化に驚く。
深くなっていくキスに
身体中をなでられて
心も体も先輩のものに染まっていく。
灯を付け忘れて、外装フィルムも取り除いていないキャンドルが2つ。
足元に転がっている。
「ん・・・・っ」
昨日より激しいキスが私の首を這いまわる。
せわしなく動く指先が、器用に私の服を脱がせた。
慣れている手つきに、不満なんか覚える暇もなく
私はすっかり全裸にされた。
私が恥ずかしいと思わせないように
ありったけの褒め言葉を私に囁く。
「桃花、誰よりも可愛い」
その言葉に酔って、私は全てを先輩に投げ出した。
それは・・・
シーツを捨てるんですか?
それとも、別れた彼女への未練を捨てるんですか?
声にならない声で心がそう問いただす。
それでも、私が思いつく前に私を気遣ってくれた先輩の優しさに泣きそうになる。
「来いよ」
そう言われて伸ばされた手に
複雑な気持ちを全て捨ててすがりつく。
好き。
憧れだった先輩への思いは、リアルな物となっていて。
昨日からのたかだか24時間の私の気持ちの変化に驚く。
深くなっていくキスに
身体中をなでられて
心も体も先輩のものに染まっていく。
灯を付け忘れて、外装フィルムも取り除いていないキャンドルが2つ。
足元に転がっている。
「ん・・・・っ」
昨日より激しいキスが私の首を這いまわる。
せわしなく動く指先が、器用に私の服を脱がせた。
慣れている手つきに、不満なんか覚える暇もなく
私はすっかり全裸にされた。
私が恥ずかしいと思わせないように
ありったけの褒め言葉を私に囁く。
「桃花、誰よりも可愛い」
その言葉に酔って、私は全てを先輩に投げ出した。