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キスの後で…
第7章 …
夕方二人で斎藤先輩の家に帰ると、電気もつけないままに
窓から入る夕日の中でテーブルに置いてあったものを手にした。
あ・・・
あの時、ショッピングセンターで買った
アロマキャンドルだ。
その2つの外装フィルムを外して火を灯した。
「いい匂い」
揺れた火とともにほんのり匂ってきたそれはピーチの香りだった。
「桃花の匂いだ」
私のそばに来て、そっとそっとキスをする。
「ムード満点だろ?心の準備しろ」
絶え間ないキスの合間に笑いながらそんな事を言うから。
「何の心の準備ですか?」
「心も身体も俺のモノになる準備」
その言葉がうれしくて、ぎゅっと抱きついた。
そっと降ろされたベッドでじっと見つめあって
「大好き」
「俺も大好き」
そう言いあって、二人で笑う。
こんな時間が来るなんて、想像もできなかった。
そっと始めた愛撫は、あっという間に服の中で直接肌をさする。
大切なものをなでるように触るその手に
「じらさないで」
と懇願した。
その言葉に、先輩は嬉しそうに服を脱ぎ捨てる。
その仕草さえもかっこいい。
窓から入る夕日の中でテーブルに置いてあったものを手にした。
あ・・・
あの時、ショッピングセンターで買った
アロマキャンドルだ。
その2つの外装フィルムを外して火を灯した。
「いい匂い」
揺れた火とともにほんのり匂ってきたそれはピーチの香りだった。
「桃花の匂いだ」
私のそばに来て、そっとそっとキスをする。
「ムード満点だろ?心の準備しろ」
絶え間ないキスの合間に笑いながらそんな事を言うから。
「何の心の準備ですか?」
「心も身体も俺のモノになる準備」
その言葉がうれしくて、ぎゅっと抱きついた。
そっと降ろされたベッドでじっと見つめあって
「大好き」
「俺も大好き」
そう言いあって、二人で笑う。
こんな時間が来るなんて、想像もできなかった。
そっと始めた愛撫は、あっという間に服の中で直接肌をさする。
大切なものをなでるように触るその手に
「じらさないで」
と懇願した。
その言葉に、先輩は嬉しそうに服を脱ぎ捨てる。
その仕草さえもかっこいい。