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第1章 冷酷な

しかしこいつに口付けられたら痛みが無くなったぞ…

『お前どんな力を』

｢対だと治す事が出来るんだ。知らなかったのか。｣

『興味なかったから。』

｢…｣

『あ、それと。』

仄かにお前から感じた嫌な臭い。

『煙草臭い。』

｢っお前｣

ふうん？

｢お願いだから氷雨…それは言うな。｣

『お前吸ってるのか？ほう』

これを学園に言ったらどうなるんだろうな？

笑みを浮かべながら見つめれば

｢あら、高瀬君どしたのー？｣

｢っ｣

あ、焔先輩