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最高峰な武器は嫁。
第4章 引きこもるのは
夏は暑いから出たくない…
「氷雨。学校に行くぞ」
『…嫌だ。』
暑いのは苦手なんだ。
クーラーの効いた部屋で気持ちよく涼んでいれば止められて。
『んなっ』
何をするっ
「行かないと言うなら抱えてでも連れていく。」
そう言うと僕を抱き上げて車に乗せられる
『…あー外出たくなかった。』
「氷雨は夏になるにつれてだらしなくなってきている。」
『日本は住みにくい。僕の所はじめじめもしないしこんなに暑くならない。』
「そういえば氷雨は日本の夏を知らないのか。」