この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
忘れられない人
第23章 年明け
そうだったかなあ?
私は、誰かと話していたっけ?
忘れちゃった。。。
詩織?ダメだよ。。。
嘘は、ダメだよ?
私の顔に、両手をあてて、目を見る
パフェを悩んでたの。。。
上から、声がした
好きだった、低い声
お客さまは、いちご好きだから、こちらは、いかがですか?
って聞かれた
誠は、私の目を見ている。。。
詩織って呼ばれて、待ち合わせ?って聞かれた
彼氏と待ち合わせだと言ったら、
じゃあな
って言ったの。。。
誠の目を見て、話し続ける
誠は、黙って見ている。。。
別れ際に、耳元で
忘れられた?
って
忘れられないよ?
体が、震える。。。
誠は、見ている。。。
詩織が忘れられないままだよ
って言った
私、怖くて、また、笑えなくなる私には、戻りたくなくて、気持ちを押さえたの。。。
ようやく、あの人を考えなくて、誠との時間が埋めてくれて、幸せなのに、一気に壊れそうで、泣けなかった
あの人の声を聞いたら、震えてきて。。。
体は覚えていて。。。
何も、考えないように、空を見た
すごく、いい天気で、心が空っぽになるようで、誠を待っていた
あなたが好き。。。
誠が好きなの。。。
失いたくないから、泣けなくて、泣かないと苦しくて
誠も、私も、目は離さない
どうしたら、いいかわからない。。。
ハラハラ涙が流れていく。。。
私を、見て誠が言った
いいんだよ?
泣いて?ね?
泣いてる顔してるのに、泣いてないから、心配だった
泣いたら、抱きしめてあげるから?
ひとりで、泣いてるかと思うと、苦しいよ。。。
俺の前では、泣いていいんだよ?
涙を口で吸う。。。
俺を見て?
俺だけ、見て?ね?
うん。。。
優しくキスする
私は、誰かと話していたっけ?
忘れちゃった。。。
詩織?ダメだよ。。。
嘘は、ダメだよ?
私の顔に、両手をあてて、目を見る
パフェを悩んでたの。。。
上から、声がした
好きだった、低い声
お客さまは、いちご好きだから、こちらは、いかがですか?
って聞かれた
誠は、私の目を見ている。。。
詩織って呼ばれて、待ち合わせ?って聞かれた
彼氏と待ち合わせだと言ったら、
じゃあな
って言ったの。。。
誠の目を見て、話し続ける
誠は、黙って見ている。。。
別れ際に、耳元で
忘れられた?
って
忘れられないよ?
体が、震える。。。
誠は、見ている。。。
詩織が忘れられないままだよ
って言った
私、怖くて、また、笑えなくなる私には、戻りたくなくて、気持ちを押さえたの。。。
ようやく、あの人を考えなくて、誠との時間が埋めてくれて、幸せなのに、一気に壊れそうで、泣けなかった
あの人の声を聞いたら、震えてきて。。。
体は覚えていて。。。
何も、考えないように、空を見た
すごく、いい天気で、心が空っぽになるようで、誠を待っていた
あなたが好き。。。
誠が好きなの。。。
失いたくないから、泣けなくて、泣かないと苦しくて
誠も、私も、目は離さない
どうしたら、いいかわからない。。。
ハラハラ涙が流れていく。。。
私を、見て誠が言った
いいんだよ?
泣いて?ね?
泣いてる顔してるのに、泣いてないから、心配だった
泣いたら、抱きしめてあげるから?
ひとりで、泣いてるかと思うと、苦しいよ。。。
俺の前では、泣いていいんだよ?
涙を口で吸う。。。
俺を見て?
俺だけ、見て?ね?
うん。。。
優しくキスする