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忘れられない人
第32章 lesson 1
ごめんなさい。。。
私も、言い過ぎたよ。。。

髪を撫でる

優しくキスする

黙ったまま、抱き合う

詩織?
ホテル、予約してあるんだ。。。
行かない?
嫌がることは、しないから。。。
誕生日。。。日付が変わる時は、一緒にいたい
食事も、予約してあるから、行かないか?

うん。。。
いいよ

頭をポンポンする

チェックインして、部屋に入る

綺麗な夜景が見える

夜景を見ながら、抱きしめてくる

まだ、怒ってる?

ううん。。。怒ってないよ。。。

よかった。。。

首筋にキスする

食事にする?

うん。。。

黙ったまま、食事が進む

何で、もっと上手に気持ちを伝えられないんだろう。。。

もっと、大人の女になれたらいいのに

年上の誠は、私を甘えさせる。。。

よく、こけることも知っていた
自分が、よく、こけることに気づかなくなっていた

同じ年だった分、直樹には言葉を考えたりしたし、直樹も、私を甘えさせることは、なかった
よく、こけることも、いつも先回りはしてくれなかった
こけるよ?って、よく言われたな。。。

誠は、私の心が透けて見えるんだろうか?
いつも、何も言わなくても、欲しいタイミングで、コーヒーをくれたり、口紅を気にしているときはストローをくれる
重い荷物はいつの間にかない

言わなくても、私は、困ることがない。。。

全く気づかなかった。。。
だから、してほしいことが無いから、わがままになるんだ。。。

すごく、女馴れしてる。。。

今まで、頭の中には、直樹がいて、誠には甘えていて、誠を、見ていなかった。。。

あたりまえのように、困らない生活は、先回りしている誠のおかげだったわけだ

やっぱり、私は、子供なんだね。。。

はああ。。。ため息が漏れる。。。

気づかなかったことも、知らないふりしてあたりまえになり、もう少し、私も誠のことを考えなくてはいけないってわかる。。。
でも、気になる。。。
こんなに、甘やかすように躾た女がいたんだよね。。。

大人の女。。。

女馴れしてる。。。

頭に、このワードだけがぐるぐる回る



まだ、機嫌直らない?









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