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忘れられない人
第37章 lesson 6
7月

ゴールデンウィーク以来、直樹には逢っていない

好きなものが、同じなため出逢ってしまうため、好きなものは避けて通る

好きな新刊の本、CDは、ずらして買う
サッカーは、観なくなった
公園、映画館には近づかない
カフェやケーキも買いに行かなくなった

いちごも、食べなくなった

誠だらけの日々が流れていく

誠とのセックスは、自分から求めるのも少なくなっていく

直樹の痕跡が消えて、心臓がドクリっと鳴るような震えるセックスはしなくなり、物足りなさを感じる

愛されている感覚が、私を満たしていくため、不満には感じなかった

どうしても、イケないときだけ、思い出しながらセックスしていた。。。

前月に、結婚式場も予約してドレスや料理全て決まった。。。

誠に心を向けるように、生活していく

病院にも行けるようになり、検査を受けていく
2ヶ月に一度の検査も来月で終わりだ
私の体は1年かけて、戻りつつある

来週は、誠の誕生日だ
花火大会と重なる


ねぇ?誕生日、プレゼント何がいい?

誠に聞く

詩織がいれば、いいよ?
浴衣着てね?

プレゼントは?

いらないって?

もうっ。。。
何を買えばいいんだろう?

誠を見る

服は、おしゃれだ。。。
高いものばかりではなく、上手に着ている

服はわからないから、ダメだな

靴は、好きなブランドを選んではいている

靴はサイズわからないしな。。。

財布や小物をみる

やっぱり、好きなブランドを選んでる

気に入っているのを使ってるし、まだ新しそう。。。

指輪も、腕輪も私があげたものをつけている

何がほしいか、わからない。。。

誠は、私の欲しいものをいつもわかっている

私の愛が足りないから?
頭が、ぐるぐるまわる。。。

詩織?

何?

また、よそ見してただろ?

私を抱きしめてくる

何考えてた?

ふふっ
内緒

また、俺を見てなかったよ?

ふふっ
そうじゃないよ?

私の顎を掴み、聞いてくる

じゃあ、何考えている?

もうっ。。。
内緒。。。

言えよ?

もうっ。。。
誠が、誕生日プレゼントいらないって言うから、何がいいか、誠を観察してただけだよ?
自分に妬いたの?
ふふっ

優しくキスしてくる

俺を考えていたならいい。。。
口角があがるのが見える








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