パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第38章 lesson 7

土曜日

誠を会社に見送る

いってらっしゃい。。。

手を振ると、抱きしめてくる


いい子にしてろよ？

ハイハイ

チュッ キスして別れる


行くなって言ってほしかったな。。。

自分の勝手さにあきれてくる

8時か。。。

誠は、私の今日の格好を見て安心してたみたいで、あまり何も言わなかった

七分丈のパンツに、Tシャツ、カーディガンをはおっている

朝、脚にアンクレットをつけてもらった
七分丈のパンツ、素足にミュールをはくと、似合う

肌が出ていないので、安心してたな。。。

とりあえず、駅に向かった

近くのカフェで、モーニングにする

中に入ると、空いているカウンターに座り、注文してイヤホンをつけて音楽を聞く

コーヒーを飲みながら、雑誌を読んでいた

音楽に夢中になり聞いていると、腰を引き寄せられる

え？直樹？何で。。。

私のコーヒーとモーニングを持ち、奥の席に誘う

引き寄せられるがままに、移動した

イヤホンをとり、時間を見る

8時15分

まだ、早くない？

私が聞くと、私を見て笑う

詩織、逃げそうだから早くきて待ってたんだよ？
そしたら、コーヒー飲んでるのを見つけた。。。

キュンとなる。。。

詩織も、早いね？
逢いたかったの？

え。。。
彼を見送ってきたからよ？

なんだ、残念。。。

バカじゃないの？
ふふっ

早く来たから、もう行こうよ？

イヤ
まだ、食べてる途中。。。

モーニングをつついて食べる

ああっ？何で食べるのよ？
自分で頼みなよ？

直樹が、私のモーニングを食べてしまう。。。

食べ終わったから、行こう？

もうっ。。。
相変わらず、勝手なんだから。。。

席をたち、カフェを出る

電車に乗り、移動する
スタジアムまで、50分くらいかな

ねぇ？10時前には着いちゃうよ？
キックオフ12時だよ？
早くない？

いいよ
着いてから考えれば。。。
行こう？

私の手を繋ぐ

繋ぐ手を離した

何？

手は繋がない。。。

わかった
ちゃんと、付いてこれるのかよ？

大丈夫よ

電車に乗り、直樹は席に座る

少し離れて空いている席に座る

イヤホンをとり、音楽を聞く

私のイヤホンがとられて、無理矢理、隣に座ってくる

詩織？
いい加減にしろよ？