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第42章 lesson 11

マンションに戻り、片付けていく

着替えは、許してくれない

蓮の部屋ができて、空いている部屋に荷物をおいていく

リビングとキッチンが片付いて、視界からダンボールが消えていく


寝室を見ると、誠が片付けて綺麗になっていた


もうすぐ、お昼になるのでベランダを見ると、たばこを吸っていた


窓を開けると、寒い


お昼、どうする？

食べに行く？


その格好で？食べに行くのかよ？


着替えてくるよ？


何か、出前頼めばいいだろ？


お寿司？ピザ？中華？


詩織に任せるから、電話して？


わかった。。。


お寿司を注文して、お茶を入れる


ベランダを覗く


ご主人様？お茶を入れましたよ？


私を引き寄せてくる


片付いた？


とりあえずね。。。

今日から、普通に暮らせるよ？


じゃあ、後で買い物行くか？


そうだね

チャイム鳴ってる。。。


俺が行くよ

その格好、見られたいのかよ？


もうっ。。。


誠が玄関で、やりとりしている

外を見ると、懐かしい光景が入ってくる


隣から、たばこの匂いがする


隣の人も、ベランダで吸っているのだろう。。。


詩織？

お昼食べよう？

私を引き寄せて窓を閉める


ソファーに座り、私を膝に乗せる


ご主人様？

何から食べますか？


口に、お寿司を運ぶ


私の指ごと食べて、舐めてくる


っ。。。ぁ


エロい顔してるよ？


カアッと顔が赤い。。。


お寿司をお互いに食べさせ合いながら、指が首筋をなぞりながら、髪を指先で遊ぶ


っ。。。

膝に乗せられたまま、降ろしてくれない


食べ終わると、私を膝から降ろして私にビールを渡す


引っ越し祝いだし、飲もう？


たまには、いいだろ。。。？


乾杯して、私の体にビールが入ってくる


相変わらず弱い私は、顔が赤くなる


誠は、私を酔わせたいみたいだ


意識がクラクラする


目がトロンとなり、誠を見る


私の腰を引き寄せてくる


キスしながら、体中を手が這ってくる

あぁっ んっ

キスしながら、ビールが入ってくる


体中にビールがまわる


キスが苦い。。。

ビールと、たばこの味がする