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忘れられない人
第42章 lesson 11
ベランダを見ると、洗濯はやりかけだ


そっと、窓を開けて洗濯の続きをする


電話、終わったの?


無視する


無視するんだ?

自分の立場、わかってる?

れんくん、かわいいよなあ。。。


っ。。。

何?


旦那だろ?電話。。。


午後から休みになったから、ランチ食べに行こうって。。。


そっか。。。

幸せそうだな?


幸せだよ。。。


二人目、できないの?


心にグサリと刺さる


できない。。。


そっか。。。


車が近づくのが見える


ごめんっ

旦那が帰って来るのが見えるからっ

じゃあねっ


あわてて、洗濯物を干す


ふと、気になり聞いてみる


直樹、働いてるの?


ケラケラ笑う声が聞こえる


ああ。。。働いてるよ?

実家手伝ってるから、自由なんだよ。。。

ヒモだと思ったんだろ?


うん。。。


相変わらす、詩織はおもしろいな。。。?

旦那の車が近づいてるよ?

じゃあな。。。


窓が閉まる音がした


ベランダから、誠が見える


私に、手を振る


玄関を開けて、抱きつく


おかえり。。。


どうした?


寂しかったです。。。


クスクス笑う


かわいい奥さん。。。?

一人でシテたの?


もうっ

シテないよっ


玄関を閉めて抱きしめてくる


寂しかったんだろ?


寂しかったです。。。


私の顎を掴み、キスする


エッチなこと、しようか?


やだっ。。。

しないよ。。。

ランチは?


詩織が食べたい。。。


耳を食べてくる


やあっ。。。


隣が気になる


とりあえず、部屋に入ろう?


頭をポンポンする


詩織が誘ってきたんだろ?


私をすり抜けて、部屋に入っていく


詩織、回覧まだ、玄関にあったよ?

ついでに、回しとけよ。。。


ぇ?

私が、持ってくの?


ああ、頼んだよ?


玄関を開けて、隣のチャイムを見る

なぜ、この部屋はポストがないのよ?

下の郵便だけしかない

うちは、外に置いてある

回覧とかで、いちいちでたくないからだ


なかなか、チャイムが押せない。。。


覚悟して、チャイムを押そうとするとドアが開く

腕を引かれて、玄関に入る


手を壁に押さえつけて私を見る


わざわざ、食べられに来たの?



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