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第53章 最期

ホテルに入ると、ソファーに座る


私を膝の上に乗せてくる


抱きしめて首筋に舌を這わせながら聞いてくる

シャワー浴びる？


うん。。。

甘い匂いするからイヤ。。。


一緒に浴びる？


やだっ。。。


何で？


ちゃんと、ベッドで愛して？


誠の口角が上がるのがわかる


わかったよ。。。？


私の頭をポンポンして私を膝から降ろしておでこにキスして、シャワーに入って行く

携帯を見ると、着信ありになっている

直樹は、あの後、電話してきたみたいだ。。。

もう、逢えない。。。

携帯を見つめていると、いつの間にか出てきた誠に取り上げられる


詩織、何してる？


怒っている声が聞こえる


何もしてないよ？


シャワー、浴びれば？


携帯を返してくれそうにない


わかった。。。


シャワーを浴びていると、外から誠の声が聞こえる


タオル置いとくからな？


シャワーから出ると、タオルと下着がある


え。。。？これ、着けるの？


赤い紐だけの下着がある

首から紐をかけると飼い猫みたいに見える

紐でしかない下着は鏡で見るとエロい。。。

裸より恥ずかしい。。。

無言で置いたってことは、怒ってるんだよな。。。


上から、バスタオルを巻いてベッドに近づく

ベッドに座ると、携帯を渡してくる


初期化したからな？


え？


大丈夫だよ？

俺のは、登録したから？


携帯を見ようとすると、携帯を取り上げて横に置く


私の腕を引っ張り、抱きしめてくる


バスタオルを取り外していく


やだっ。。。


首筋を舐めながら手がバスタオルを外す


恥ずかしい。。。


私の両手をあげて、縛る


似合うな？


っ。。。

手は離してっ。。。


自分の立場をわかってる？

これから、お仕置きするんだけど？


っ。。。

やだっ。。。


甘いキスしながら手が這ってくる


乳首を擦りながらツツいてくる


ぁあっ。。。


脚を開いて？


脚を開いていく


乳首だけ攻めながら、私を見ている


濡れてる？


あっ。。。ぁあっん。。。


どうなんだよ？


はあっ。。。濡れてるっ。。。恥ずかしいっ


クスクス笑う


お仕置きだからな？

まだ、恥ずかしいこと、させてやるよ？