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第14章 臨時休業

大丈夫、と言われるともう止まらない。
石井の首の下に腕を回し、小さな頭を抱えたままその体を揺さぶった。

「あっあっあっ、あぁんんっ……みやた　さんっ……」
耳元で泣きそうな声。
初々しいその声とは裏腹に熱く火照った体とぬれぬれのあそこが俺を包んで離さない。

「っあー、いしい、もうだめ……」
突くたびにペニスの先から熱が漏れ出るみたいに、ジワジワと快感が拡がっていく。
石井に入れてる全部が溶けてしまいそうなくらい、熱くて、ぬるぬるで、ジンジン痺れて、
自然と出し入れが激しくなって。

ぱちゅぱちゅと、めちゃくちゃに濡れた結合部の水音。
耳元で零れる石井の甘い喘ぎ声。
俺はもう夢中で腰を振り立てるしかなくて。

「あんんっはぁっ、あたし、も、なんか……だめ、ぇっ……」
ぎゅうっと石井がしがみついてきて、開いた足がふるふると震える。
それにナカが強烈に締付けてきて……。

「あー、いしい……っ、イク……っ」
パンパンと部屋に音が響く。
石井相手にこんな音立てるなんて。
やらしくて、嫌だけど、気持ち良くて。
腰がガクガクと勝手に動いた。獣じみた動きに我ながら怖くなる。

「あんっ、あっあ……あたし、も……っ！イッちゃ、ぅ……っ！」
俺の全部を包むように狭くなったナカが、更に絞るようにペニスを締付けて。
目の前がチカチカする。出したい。石井のナカに。

「あっ、いし　い……っ」
俺は夢中で、石井の腰を自分の腰で押さえつけるようにしてもう爆発寸前のペニスを突き入れた。
「ああんんっ！」
石井の感極まったような声と同時に、熱いぬめりの奥の奥でペニスが弾けるような快感が迸った。