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彼女、早い者勝ち。
第6章 彼のしるし
蒸しタオルを置かれて二分ほどたった今、


剃刀を手にとった裕太はしゃがんでじっくり私の秘部を眺める。


「動いちゃダメだよ。危ないから。」


そう言われ体に緊張が走る。



「ふふ、そんな緊張しなくていいから。」


なんだか裕太、

いつもより優しい気がする。




いや、こんなことされてる時点で優しいわけがない。
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