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彼女、早い者勝ち。
第5章 羞恥と振動
「まあまあ振動強いでしょ?これリモコン式なんだ。だから今度、礼央とのデートのときこれ入れてってもらうから。」

「え、えっ?」

「まだ分かんない?」

「い、いや分かるけど。けどもし周りにバレたりしたら。。。」

「声出さなければバレないでしょ?ほらそれにこのローター自体音しないし。ほら、今だってしてないでしょ?」

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