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極上年下彼氏
第17章 失態
放課後理人と待ち合わせして、いつものように一緒に下校した。


「ねぇ、昼休みの事…どういう事かちゃんと話して」


私は授業中あれこれ考えて、ある程度察しはついていたが、
理人の口からちゃんと説明してほしかった。


「俺が入学してからすぐだよ。あいつが朱美に惚れてるってすぐに気がついた。


俺と朱美が一緒にいるようになっても、アイツは朱美を見ていた。
俺に睨まれても、朱美から目を逸らさない。


よく屋上からね。


だから今日は屋上に行った。


諦めて欲しかったんだ。

アイツの言う通り失敗だったけどな」


理人・・・


悲しい表情の理人に何て言葉をかけていいか分からなかった。
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