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第26章 穏やかなクリスマス

「でも、凄いな。私はそこまでされても理人を好きでいられるかな…

正直…自信ない。

私より彼女の方が理人を好きって気持ち大きいかも」


私は以前思った時の事を正直に話した。


「いいんだ…ほんの少しでも、朱美が俺の事想ってくれれば、俺はそれでいい。
俺は朱美がいい…」


そうだった…初めて告白された時もそう言ってくれた。


理人はあの時と何も変わってない…同じ気持ちで私を好きでいてくれてる。