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極上年下彼氏
第27章 新年
綿飴は口に入れると勝手にジュワッと口内で溶けて、優しい甘さが口いっぱいに広がる。


「美味しい?」


理人は缶コーヒーを飲みながら、
私が食べる姿を微笑みながら見ていた。

「うん、美味しいよ。理人も食べる?」


私は少しちぎって理人にあげようとした。


「いいよ、朱美食べな」


ちぎった綿飴を持った手を、
私の口へ持ってきたので、
私は仕方がなく自分の口に入れた。


すると理人は突然唇を重ね、私の口内の綿飴を一緒に味わった。


「ふっ、甘いキスだ」


理人の悪戯な目。


「もう…」


理人は私をドキドキさせるのが得意だ。
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