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極上年下彼氏
第32章 知らない朱美
***理人side***

放課後朱美を待っている間、図書室で勉強をしていた。


静かな図書室は文句なく集中できた。


「神山」


声を掛けられるまで、他人の存在に気がつかなかった。


顔を上げると教育実習の安井先生だった。


「おっ感心だな」


「何でしょうか?」


なんか用があって来たのは間違いないから、余計な話しはしたくなかった。


「ん、あの朱美の事なんだが、ちょっといいか?」


「どうぞ」


「お前は成績も文句ないし、ある程度目標みたいなもんあるんだろ?」


「一応は」
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