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極上年下彼氏
第43章 心の蓋が
タクシーがマンションの前で止まり、私と理人はタクシーを出たが、理人はタクシーを待たせた。


私は離れがたかったけど、理人は帰るつもりだと分かり、黙っていた。


「朱美、俺のケー番覚えてる?」


「あ、うん」


「俺、変えてないよ」


「本当に?」


「朱美がいつでも連絡出来るように、変えてなかった」


私はいつでも連絡出来た筈なのに…


理人は7年も変えないでいてくれていたなんて、胸が痛かった。

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