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セックスレス・快感と安息を求めて-
第5章 自分勝手な男・沢山拓
またオヤジが1人連れて来た。
今度は随分若い…
いってても30そこそこにしか見えない、オヤジの繋がりってどうなっているんだろう??
「沢山拓って言う…
聞いた事無いか、タクシー呼んだ時に??」
「へ?
タクシー‥なんで?」
「あー
配車やってるから、声だけは聞いた事あるかな?
お客さんの電話も受けるから」
ん??
この声……
ああ、そうか!
偶にタクシー呼ぶ際に会社に電話した時、出る声の人。
お客様の電話を受けて、タクシーに無線で伝える…
配車って、そういう意味なんだ。
電話の向こうの人と初対面、意外と若かった。
オヤジはタクシーに乗っていた頃もあり、その繋がりらしい…
いよいよもって変な人脈。
それで、今度はこの沢山さんの相手をしろって事ね。
んー
見た目イケメン風だから良いかぁ…
佳ちゃんよりはマシそうだし。
「・・で、オヤジまた家に居るの?」
「何か悪いか??」
「・・やっぱり・・」
このオヤジ、こういう所は無頓着…
ヤってようが何だろうが、一切お構い無しときた。
どうしたらこうなれるのか、私の方が聞きたいよ本当。
「じゃ秀さん遠慮無く…」
は??
こっちも無頓着タイプかいっ!!
類は友を呼ぶ…
こういうのを言ってるのか??
「んっ!!」
いきなり躊躇い無くベッドに押し倒され、服を脱ぐ暇もなく、上着を捲られ乳首に吸い付かれ……
ちょっと性急タイプかな??
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