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少女の祈り
第3章 妊娠
中学1年の春休み。
私は、妊娠した。
無論、産める訳もない。
「中絶するしかねーな。」
「うん。」
パパのせいだ。
パパが、あんな卑劣な事するから!
産婦人科の先生には、
「彼氏として…」
と嘘ついて、中絶した。
カサッ…
「これ、見た事あるかな?」
目の前に出された、白い錠剤。
「また、万が一、妊娠したら困るから。君の身体が、傷つくからね。」
「…。」
「これ、ピルって言うんだけど、100%妊娠しない訳じゃない。妊娠しにくくはなる。飲んでみる?」
「はい。」
凄く優しい目をした先生だった。
「次に会った時は、産む方にサインさせてな。」
ポンッ…
「はい…。」
パパに連れられて、産婦人科を出た。
私は、妊娠した。
無論、産める訳もない。
「中絶するしかねーな。」
「うん。」
パパのせいだ。
パパが、あんな卑劣な事するから!
産婦人科の先生には、
「彼氏として…」
と嘘ついて、中絶した。
カサッ…
「これ、見た事あるかな?」
目の前に出された、白い錠剤。
「また、万が一、妊娠したら困るから。君の身体が、傷つくからね。」
「…。」
「これ、ピルって言うんだけど、100%妊娠しない訳じゃない。妊娠しにくくはなる。飲んでみる?」
「はい。」
凄く優しい目をした先生だった。
「次に会った時は、産む方にサインさせてな。」
ポンッ…
「はい…。」
パパに連れられて、産婦人科を出た。