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第3章 社内一の美女　～新人研修～

...
外階段を上がり、202号室のドアを開ける江梨花
中は、8畳の和室1室のみで、水廻りはなかった。

部屋には、シングルベッドと机と本棚、ブラウン管テレビが置かれていた
「昭和感、漂い過ぎでしょ」
江梨花の心は一気に沈んだ
荷物を置きトイレを探しに、外へ出る江梨花
外廊下を進むと203号室の隣に、共同の水廻りが集まっていた
トイレ、風呂、ガスコンロに流し台、洗面台、そして2層式の洗濯機
江梨花の心は、さらに沈んでいく。
...
とりあえず用を足すため、便所と書かれたドアを開ける江梨花
そこには、男性用の小便器が2つ並び、その後ろに和式の便器が1つあった
掃除もされてないようで、汚くしかもアンモニア臭がきつかった
「うそでしょ、こんなとこで3ヶ月も無理よ」
一人ボヤキながら、和式トイレに入る江梨花
「やだっ、汚い」
和式便器の縁には、糞がこびりついていた
眉間にしわを寄せ、便器を跨ぐ江梨花
パンツを脱ぎ、タイトスカートを捲り上げ、腰を下ろす
♪じょろっ..じょーーー
小便の音が響き、水を流そうと、タンクのレバーを廻す江梨花
「あれっ！...やだっ...なに？」
レバーを廻しても、水が流れなかった
♪じょーーー..じょろっ..ちょろっ...
便所内に小便の音が、響き続けた。

～101号室　管理人の部屋～
管理人はモニターを見詰め、ニタついていた。
嬉しそうに笑う管理人
「いい女がやって来たな。ケツ穴がぷっくりとしてたまんねー」
管理人が見ていたのは、用を足す江梨花の尻だった。
...
なんと和式便器の後の、掃除用具入れには、隠しカメラが仕掛けられていたのだ
そして、管理人の部屋には、9つものモニターが壁一面に、掛けられている
「今日からたっぷり、楽しませてもらいますよ。くっくっくっくっ」
不気味に笑う管理人。

江梨花はこれから、この管理人にすべてを覗かれることになるのだった...