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夏の夜の終わりに。。。
第10章 X'mas
穂香と暮らし始めて、2年目の冬。穂香、高校3年生。ちょうど、18になって、少し過ぎた頃。

アイツが、死んだ事を本田刑事から聞かされた。

俺と穂香は、新しく墓を造り、そこにアイツを眠らせ、墓地を後にした。アイツと一緒だと、母さんも嫌だろうから…。

「終わったな。」
「うん。」
「お前は…。」
「許す気にもならない。」
「だろうな…。」

俺と穂香は、無言のまま、帰宅した。

「ふぅっ。やっと、身体が落ち着いたなぁ。」

喪服を脱ぎ、クローゼットにしまった。

「うん。疲れた…」

穂香、ちょっと笑ってた。
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