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夏の夜の終わりに。。。
第16章 アイツの出所
「あぁ、いるよ。」
「じゃ、行く!」

愁が、自分の部屋へ言ってから、俺は、プラントホテルへ電話した。

【いつもお世話になっております。志田ですが、支配人の榎田くんを。はい。志田です。お久し振りです。はい。ちょっと事情があって、1週間だけ。はい。ありがとうございます。では、明日。】

「取れたよ。穂香。」

話を聞いてた穂香は、少し笑顔になった。

「寝るか?」
「うん。傍に居てね。」
「あぁ。」

ベッドに入り、俺は、穂香を優しく抱き締めた。
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