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夏の夜の終わりに。。。
第17章 ホテル生活
帰りの中で、愁は、寝ていたから、ホテルに帰ると、元気いっぱいで、ドタドタと暴れまくった。

「なぁ、俺がいない土日って、こんなもんなの?」

コーヒーを一口飲んで、穂香に聞いた。

「いつもは、もう少し大人しいかな?だいたい、隼人君とどっちかの家で遊んでるからね。いまは、ホテルだからね(笑)」
「ふぅん。愁?明日、屋上のプール行くか?」
「んー、行かないっ!お姉ちゃんのとこ行く!」
「…。」

夕飯を地下のレストランで取り、部屋に戻るとすぐ電話が鳴った。

本田からで、アイツの行方がわからなくなったらしい。

「刑事でも、まかれる時、あるんだ。」

とも思ったが、やはり、穂香達が心配だ。

「俺、月曜日から、出張だけど、大丈夫か?」
「うん。ここにいるから、大丈夫。幼稚園にも話してあるから、園バスこっちまできてくれるって、言ってたから。」

それでも、どこか不安だ。かと言って、この出張は、他には任せられない。
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