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夏の夜の終わりに。。。
第18章 2度目の悲劇
「いいか?愁。」
「うん?なぁに?パパ。」

俺は、愁の目を真っ直ぐに見た。

「俺が、留守の間、ママの事、守ってくれるか?」
「守る?悪者から?」

¨テレビの戦隊ヒーロー好きだから、わかるかな?¨

「うんっ!わかった!!ママを、ダーク組織から守るっ!!」

そう言って、部屋の中を走り出した。

¨榎田さんにも、一応言ってはおいたが。¨

「穂香?ブザー持ってるか?」

穂香は、渡したシナモンロールの防犯ブザーをポケットから、出してきた。

「ちゃんと持ってるよ!さっ、愁?パパをお見送りしようね!」
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