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夏の夜の終わりに。。。
第23章 卵のひび
朝になり、またまたうまい朝飯を食い、俺は、仕事に出掛けた。

「さて、仕事、仕事。」

仕事の合間に、穂香からメールが届く。

≫動物病院から電話がありました。さくくん、退院が出来ると言ってました。

「やっとか…」

あの時、壁にぶつかってたのか、頭蓋骨に損傷が出来てて、入院してたからな。あんな小さな身体で、よく保てたもんだ。

≫じゃ、午後引き取りにいく?
≫はい。愁くん、かなり嬉しがってます。
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