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夏の夜の終わりに。。。
第24章 割れ堕ちた卵
その頃の拓斗

「お、終わったーーー!帰れるー!」
「志田、んな大袈裟に言うな。おい、携帯鳴ってるぞ。」
「愁か?どうした?いつ?わかんないって?泣くなよ。そこの紙に書いてある4番押して、本田のおじさん呼んで。うん。いいか?そこに、じっとしてろ。今から、行く!」
「わりーな。山下。」
「ほれ、鞄。事故んなよ!」
「じゃっ!」

¨泣きじゃくってた!ママが、起きない!お部屋グチャグチャってなんだよ!¨

幸い、スピード違反で捕まる事もなく、自宅に着いた。

「はえーな。もう本田さん、きてる。」

ガチャッ…

「おいっ!愁!!」

カチャッ…

「パパーッ!ママが、ママが…」

バンッ…

「穂香っ!!」

リビングの中は、かなり物が散乱してた。
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