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蜜ごころ
第11章 独り暮らし
5年がたった。

高校を晴れて卒業した俺は、就職の為、実家から少し離れた場所にアパートを借りた。

ガチャッ…

「ここが、悠生の家?」
「あぁ、そうだよ。狭いけどな。」

プチッ…プチッ…プチッ…

「希美…」

パサッ…

プツンッ…

あの頃は、小学生だった希美も、今は、高校1年。

パサッ…

「会いたかった…」
「ごめんな。研修で…」

アパートに越して直ぐ、会社の新人研修があって、誰も呼んでない。

チュパッ…コリッ…コリッ…

あっ…

「希美…愛してる…」

ギシッ…

ベッドに希美を倒し、胸に吸い付く。

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