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第12章 ベルラの処刑

　肌と布地の間にねっとりと滲み広がる熱の濁液。
　それが、まるで子宮目掛けて解き放たれたもののように感じられ……そう、フェレリーは全身を子宮と化して、絶頂に打ち震えた。

「ふああっ……くふぅうぅっ……精液っ……外に出されたのにっ……こ、こんなにっ…・…うぐぅうぅっ……感じるっ……あ、赤ちゃん……できちゃいそう……」

　両手両脚を広けで身動きが取れぬまま、高く突き上げた尻をヒクヒクと痙攣させて快悦の闇に堕ちて行くフェレリー。

「やれやれ、悪事を暴いてみせるのではないのか……？　儂ひとり相手にこれでは、お披露目のあと、お前を指名するスポンサー様全員にぶっかけられたらどうなってしまうのかのぅ……」

　調教の成果に満足したフィガロが腰を引き抜く。
　そのとき……

「う、ぐっ……」

　呻きと共に、太った醜い身体が宙に泳いだ。

「フィガロ様……！」

　シーリンが慌てて抱き支える。