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親知らず
第3章 離れられない
「はぁっ…」
「お兄ちゃん?」
ビクッ…
「は、はい。」
「今夜、たーっぷり聞かせて貰いましょうか?」
ゴクッ…
「えっ?」
パタンッ…
その日の夕方…
「はっ?お通夜?」
「そうよ。瑠依から聞いてないの?」
「えーっ?私、お兄ちゃんに言ったもーん。」
¨おい、こらっ!聞いてねーし!¨
「ふふん。」
してやったりな顔してる。
「パパが、帰ってくる前には、戻ってこれるから。お夕飯食べて、お風呂入っといてよ?」
「…。」
「はぁい!」