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親知らず
第7章 告白
誰でも、「告白」するのは、緊張するもので…

俺も、ガチガチに緊張していた。

理由は、簡単!

瑠依に赤ちゃんが出来たからだ。

まっ、瑠依も高校を卒業して、俺と一緒に住んでる。少し広いアパートに越したけど…

「お兄ちゃん…。」

ゴクッ…

「い、行くぞ!」

実家なのに、わざわざチャイムを鳴らそうとしては、違うところに指が当たる…。

「何してるの?そんなとこで…」

ビクンッ…

「ママ!た、ただいま。パパは?」
「寝てるわよ。休みだから…。智?気分でも悪いの?あんた顔が真っ青よ?」
「だ、大丈夫ですっ!先生!」
「ちょ、お兄ちゃん!」

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