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親知らず
第7章 告白
『あーっ、すいません。これ、お宅の?』
「はい。」
『ごめんなさいね。うちの主人、大の犬好きで。』
『あぁ。』
「はぁ…。」
『あなた、この子は、るいじゃないわ。』
『そ、だな。他、探してみるか。』
軽く頭を下げ、ご夫婦は、まっすぐ歩いていった。
「あのおばあちゃん、おうちをずっと見てたよ。」
「えっ?」
「…。」
「おばあちゃんちの、わんちゃん、ママと同じお名前だったね!」
ゴクッ…
バッ…
「ママッ!パパッ!」
ザザッ…
「どこ?ママッ!パパッ!」
ザザッ…
「会いたいよ。ママッ!パパッ!」
「はい。」
『ごめんなさいね。うちの主人、大の犬好きで。』
『あぁ。』
「はぁ…。」
『あなた、この子は、るいじゃないわ。』
『そ、だな。他、探してみるか。』
軽く頭を下げ、ご夫婦は、まっすぐ歩いていった。
「あのおばあちゃん、おうちをずっと見てたよ。」
「えっ?」
「…。」
「おばあちゃんちの、わんちゃん、ママと同じお名前だったね!」
ゴクッ…
バッ…
「ママッ!パパッ!」
ザザッ…
「どこ?ママッ!パパッ!」
ザザッ…
「会いたいよ。ママッ!パパッ!」